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ダイバーはどこまで成り上がるべきか?【海の勇者の成り上がり】
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昔の記事でダイバーのステップアップについて紹介しました。

 

上の記事のようにステップアップとその派生は色々あります。

そしたらダイバーになったばかりの方はやはり悩む訳です。

 

これどこまで取ったらえぇんや??

 

今回ダイビングを始めたばかりの方がどこまで成り上がるか?を考えます。

題して、

「海の勇者の成り上がり」

 

 

この記事の目次

たちまちはここでええ。

単刀直入に言うと、

AOW*です。

※アドヴァンスド・オープンウォーター・ダイバー

PADI以外の方にも分かるように言うと「最初のライセンスの一つ上」

 

このAOWに成り上がると・・・

  • 制限水深の緩和、18m→30m
  • SPコースの1dive目としてカウント
  • ジョブチェンジの入口(→RED、→SP)
  • AOW以上のダイバーがポイント制限されない
  • ほぼすべての海で潜ることが出来る

 

こういったメリットがあります。

普通にダイビングを楽しむに当たってはAOWを習得するだけで充分でしょう。

 

 

武器も手に入れろ

AOWだけでなくもう少し欲しい武器もあります。

所謂、剣とか槍とか弓とか盾です。

ディープダイバーSP

まずはSPコースの「ディープダイバーSP」です。

これを持つことによって最大水深が30m→40mまで解除されます。

  • 深場にしかいない生物と出会える
  • 冒険感が増す(増すかは知らん)
  • 水深30m付近での安心感の向上

 

40mまで潜らないにせよ、AOWでの最大水深付近で掛かるストレスを低減できます。

 

エンリッチドエア・ダイバーSP

エンリッチドエアとは通常の空気より酸素配分を上げた空気のこと。

正確には「EANx(エンリッチド・エア・ナイトロックス)

定番なのはEANx32(酸素32%)、EANx36(酸素36%)

 

エンリッチドエア・ダイバーはこのEANx○○の空気を圧縮したシリンダーを使って潜るダイバーのこと。

  • 減圧症抑制
  • 潜水時間の延長
  • 反復潜水での窒素負荷を少なく出来る

 

こういったメリットがありますが正しい手順・ルールを守らなければ減圧症や酸素中毒といった障害も起きるので注意が必要です。

その為EANxシリンダーを使ってのダイビングを行うにはこのSPを習得する必要があります。

 

最近はこのEANxシリンダーを使用できるダイビングショップ・ポイントも増えてきています。

 

↓エンリッチドエアについて触れている記事↓

 

 

欲を言えばここまで上がってこい

欲を言えば、あわよくばRED*ま成り上がりたいところ。

※レスキューダイバー

 

「REDまではやった方がいいよー」

とかなんとかよく聞きますよね。

まぁそうなんですが、「欲を言えば」くらいかと。

 

このランクは修得だけでは意味が無いです。

  • インストラクターの質に左右される。
  • 修得後の定期的なトレーニングが欠かせない。

講習したいだけのインストラクターもいます。

ダイブマスターまで成って1人で潜降出来ない人もいるので、お金を貰ってCカードを配ってる人もいるはず。

 

また、講習時は出来ていても時が経ったら出来なくなっている、実際の事故の時に動けない。

そういったこともあるので定期的なトレーニングも欠かせません。

人のことを言えませんがなんちゃってREDも多いと思います。

 

この講習での狙いはトラブルダイバーの引揚げ」の習得です。

このスキルだけはオープン講習でもやって欲しいスキル。

なぜならセルフダイビングでバディが意識不明となった場合、引揚げられなかったら100%死ぬから。

気道確保をして引揚げさえすれば見つけて貰うことも助けを呼ぶこともでき、助かる可能性が僅かに出来ます。

 

 

 

今回はこんな感じで、

楽しむならAOW+DEEP・EANxを装備!

 

それでは!

 

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