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ダイビングログのあれやこれ
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皆さんはダイビングに行った際にログを書いていますか?

ログは自分のダイビング経験を証明するものでダイバーの履歴書とも言われます。

それだけでなく個人的に今までもダイビングを振り返ったり、思い出を語ったり。

何かと有用な物です。

 

今回はそんな「ログ」の書き方や必要事項について等を話していきたいと思います。

 

今回の内容
    • ログを書くメリット
    • 必要な人、不必要な人
      • ログの種類やエトセトラ

     

    この記事の目次

    ログを書くメリット

     

    まずはログを書くメリットというか理由というかそういった話です。

    ここでの内容が次項「必要な人、不必要な人」にも繋がります。

     

    ダイビングの経験を証明できる

     

    冒頭にも触れたようにダイビングログはダイバーの履歴書のようなもの。

    以下のようなものが簡単に分かります。

      • 経験本数
      • 至近のダイビング日時・ダイビング頻度
      • よく潜るポイント
      • ダイビングスタイル
      • 器材構成

     

    これは主にダイビングショップやバディ側のメリットになります。

     

    この人がどれ位のダビングをどれ位のスパンでやっているか?

    深いところが好きなのか、流れがあるポイントが好きなのか?

    「わぁ、サイドマウントもできるんだ!」

    「この人はダイビング期間が空いているので注意が必要だな。」

     

    みたいな感じです。

    その人の経験であったり、実力であったりに軽く触れることができます。

     

     

    またステップアップをする際にダイブ本数やダイブ経験の証明が必要な場合があります。

     

    PADIのプロフェッショナルの入口「DiveMaster」を例にすると・・・

    参加前条件・・・

    ログブックに記録されているダイブ経験本数が40本以上

    認定条件・・・

    ログブックに記録されているダイブ経験本数が60本以上

    アンダーウォーター・ナビゲーション、ナイトダイビング、ディープダイブの経験

     

    と、いった具合です。

     

    特にプロ資格やテックダイビングをする際に必要になります。

    ダイビングショップによっては経験本数によって潜れるポイントが制限されていたりします。

     

    過去のダイビングを振返れる

     

    ・どの水温ならウェットスーツで潜れるか

    ・スーツやタンクの種類毎のウエイト量

    ・空気消費量

    ・誰と潜ったか

     

    そういった過去のプロフィールを参考にして次回のダイビングの参考にすることができます。

    空気消費量については過去の記事で解説しています。

     

     

    事故に遭ったときの詳細が分かる

    もし連日のダイビングで不幸にも減圧症になってしまった場合にはダイビングのプロフィールが求められます。(深度やダイブタイムなど)

    ショップが所属の指導団体へ報告する際にも詳しく書いておく方が好ましいです。

     

     

     

    思い出になる

     

    ログをみることで過去のダイビングに思いをはせることができます。

    また仲間内やカップルで思い出を語り合うことができます。

    ※・・・甘々なコメントを書いたカップルダイバーが破局を迎えた際、ログは紙切れになったりゴミになったりする可能性があるので注意が必要です。

     

    ポイントは備考欄を埋めることです。

    詳しく書けば書くほど思い出せる項目が増えていきます。

     

     

    必要な人、不必要な人

     

    中にはログを書くのが「面倒くさい」「時間が掛かる」「書く必要あるんか??」と思っている方もおられるでしょう。

    私自身建前では「ログは書いた方がいい」とは言いますが、中には「きみ、必要ないよね?」と思ってしまうダイバーもいるので種類分けしてみます。

    以下を読んで取捨選択して頂けたらと思います。

     

    必要な人

    ・プロを目指している人
    ・テックダイバーを目指している人
    ・特定のダイブポイントに行きたい人
    ・色々なショップ、リゾートを使う人
    ・特定のバディがいない人
    ・思い出を語りたい人
    こんなところでしょうか。
    前項にも書いていますがダイブ本数や経験が必要な場合があります。
    経験本数によってはコースを受講できなかったり、そのポイントで潜ることができなかったりします。
    実際にはダイビングの実力は経験本数だけに依存はしないという考えなのですが、これが一番分かり易いですね。
    また色々なショップで潜る方は初めて行くショップで必ずといって良いほどログの確認をされます。
    最低限至近のダイビングを証明できる物を持参しておく必要があります。
    特定のバディがいない場合も自分の経験や潜り方を周知する為にも書いておいた方が良さそうです。
    相手のダイブプロフィールを知ることもバディダイブをする上で大切になってきます。
    過去の憧憬に触れ、一人酒を飲みたい方。
    仲間内でわちゃわちゃ語りたい方も詳しく書いておいた方が良いでしょう。

    不必要な人

    ・ログを書くのがどうしてもどうしても面倒くさくて堪らない人
    ・プロやテックを目指していない人
    ・プライベートビーチが有り、シリンダー込みですべての器材を持っている人
    ・特定のショップ、リゾートで潜る人
    ・併せて特定のバディがいる人
    ・過去は振り返らない・・・俺の足跡だけが歴史になる。拗らせた人。
    ・破局して傷ついた個人
    ログを見せる状況がない方などにはほとんど無用かと。
    自分だけのダイビングポイントがある方もCカードさえ持っていればルール内で楽しんで頂けたらと思います。
    ステップアップを考えていない人にとってもそこまで重要ではありません、気分が乗ったら書きましょう!

    ログの種類やエトセトラ

     

    ダイビングの経験を証明するログには種類があります。

    数パターンを紹介していきます。

     

    ダイビングログ

     

    所謂「ログブック見せて下さ~い!」の時に出すログです。

    経験本数、ダイブタイムなどのプロフィールが記入され、ダイビングの参考になります。

     

    併せて収納用のバインダーを持っているとCカードを合せて入れておけるので便利です。

     

    種類も数多く有り、ログブック専門店もあったりします。

    防水加工が成されている物や色味に拘られている物など、他のログブックと違いを見せつけているものもちらほら。

     

     

    最近ではダイブコンピューターから転送できたりスマホアプリでデジタル管理できるものもあります。

    私は至近こちらに移行しています。

     

     

    トレーニングログ

     

     

    普段のダイビングログとは違い、Cカード習得やステップアップコース等の訓練内容を記入するログがあります。

    トレーニング内容や基準を満たしたかどうかが記載されます。

     

     

    あると便利なもの

    ログと併せて持つと便利なものをおすすめしておきます。

     

    ・バインダー

     ログブックやC-カードを収納しておけます。

     ログの保護やCカードの持参忘れ防止になります。※丸ごと忘れる可能性はあります。

     

     

     

     

     

    ・乾きやすいペン

     ログは消えないようにボールペン等で書くことをおすすめしています。

     相手のログを汚してしまわないように、水性ペンやマジック、インクペンなどは控えた方が良さそうです。

     

     

     

    ・シール

     ログのヴィジュアル値が上がります。

     おすすめはかさばらないペラペラのシール。

     

     

     

     

    終わりに

     

    今回はログブックのあれやこれについて紹介していきました。

    ログはダイビングの経験を証明するだけでなく、事故に遭ったときの大事な参考書にもなります。

     

    私個人の意見としてもログは書いておくことを推奨しています。

    この記事を見て折角だから書いておこうと思って頂けたら幸いです。

     

    また自作のログブックを作って楽しまれている人もいます。

    興味がある方は次回記事にて必要事項をまとめた物を紹介しますので是非ご覧下さい。

     

    【作れ】ログを書く際の必要事項【自作ログブック】

     

    それでは!

     

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