【ダイビングスキル】レギュレーターリカバリーのあれやこれ

1体を右に傾ける

体を右に傾けることで体や器材に引っ掛かったレギュレーターを体から外すことが出来ます。

同様に残圧計を見失った場合は体を左に傾けて取ります。（一般的に残圧計は左出し）

2右手を膝に沿わせる

「気を付け」の位置に手を持ってきます。

背中側から体と腕の間にレギュレーターが入らないようにします。

3右手から腕に沿ってレギュレーターホースを探す

腕側から探して行くと肩に掛かっているレギュレーターを見落としてしまう可能性があるので、先端の手先から探していくようにしましょう。

4レギュレーターを外しているときの注意点

レギュレーターを口から外しているときは少しずつ息を吐くことを忘れずに。

これはダイビングの基本「呼吸を止めない」という習慣を守るためです。

息を止めたままもし浮上してしまうと、肺の過膨張障害の恐れがあります。

レギュレーターリカバリーのQとA

Q1

Qさん

実際にレギュレーターが外れることってあるの？

gucchi

緊張してマウスピースを強く噛んでいる方もおられるとは思いますが、本来はそこまで力はいらず優しく噛みます。その状態でレギュレーターホースが他のダイバーの器材やフィンなどにぶつかる、洞窟など狭い場所で引っ掛かるといった感じで外れることはあります。

Q2

グッチさんの経験談は？

私はAOWのナイトダイビングの講習中にバディのフィンでマスクも合わせレギュレーターが吹っ飛んでいったことがあります。

Q3

レギュレーターリカバリーの前にオクトパスを使って呼吸を再開した方が安全では？

はい、正解だと思います。ただこのスキルでは口からレギュレーターが外れた時の習慣とセカンドステージ・オクトパス両方が無くなった時のことも想定していますので講習中はこういった形になっています。

実際のダイビングの時はQさんが言ったようにオクトパスで呼吸を再開し、落ち着いてセカンドステージを探す方が良いですね。
その為にはオクトパスは常に同じ位置に有り、固定されているといった習慣が大切になります。

このスキルは講習中では特に難しいスキルではないと思います。

しかし実際のダイビング中に不意にレギュレーターが外れた場合、急に呼吸源がなくなってしまいパニックになった状態で行うことになる可能性もあります。

その為、Q&AのQ3でもあったようにまずはオクトパスを使い呼吸源を確保から行うのが安全です。

すぐにバックアップの呼吸源を使えるように普段の器材構成を見直したり、器材装着の正しい習慣を心掛けましょう！

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それでは！