各コンテンツのまとめ
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概要
その日2本のダイビングを計画していたAさんとBさん。1ダイブ目を順調に終了し船上にてシリンダー交換を行い水面休憩を挟む。
その後2ダイブ目を開始、水深10mへ。
潜降後5分程経過したのちBさんの元に残圧計を見せながら近づいてくるAさん、残圧計を確認するとなんと”0”を示していた。
Bさんはすぐにオクトパスを渡しAさんのエアを確保。
2人は垂直浮上しダイビングを終了した。
2本目のダイビング開始直後の出来事でした。
潜降後5分、また水深10mという状況を考えるとあまり起こり得ないような状況のように思われますが…。
それではトラブル原因の解説と対策を考えていきましょう!
原因

Aさんは1ダイブ目の後船上にて確かにシリンダー交換を行ったが、新しくセッティングしたシリンダーが使用済の物であった。

ポイント
  • セッティング後の残圧確認を怠った
  • エントリー前の残圧確認を怠った
  • バディチェックが出来ていない
  • 潜降直後にも残圧確認をするべきだった
セッティング後残圧確認をするタイミングは何回もあったはず…。
バディによるチェックも行われなかった為に起きたトラブルです。
今回の両者はこのトラブル時も非常に落ち着いて対応出来たので大事には至りませんでしたが、パニックになっていれば命を落としていても可笑しくない状況。
二度と起こさない為にはどうしたら良いでしょう?
対策
  • ポイントでの残圧確認
  • バディによる相互チェック
  • 新旧シリンダーの区分け
特に上2つは当たり前のことなのですがそれが出来ていなかったのも事実。どこか一カ所でも確認できていれば防げたトラブルです。
シリンダーを取り付けたとき、最悪でもエントリー前には一度残圧の確認をしましょう。
そしてバディである以上、相手の命を預かっているという意識を持ってチェックを行ってあげることが大事です。
新旧のシリンダーが入り交じらないように分かり易く表示・区分けをしておくこともサービス側は必要だと思います。
潜降後にも一度残圧を確認することをオススメします。エントリーに手こずったら思いの他エアを消費していることがあるからです。
補足になりますがバディチェックの際にバディのオクトパスの位置やサイン確認をしておくと、初めてのバディと潜る場合でもトラブル対応がスムーズになるので意識してやってみてください。
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