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前日の記事で「酸素ボンベ使って潜るんでしょ~?」

についての模範解答について触れました。

 

模範解答
「酸素ボンベは普段使わないよ、基本的には空気かそれに少し酸素を増やしたエンリッチドエアを使うの。あとボンベ呼びは相応しくないね、爆弾を連想させるから。シリンダー、せめて2015年くらいまで普及していたタンクって呼んだほうがいいかも。あ、勘違いしないで欲しいんだけど別にあなたが言っていた「酸素」、所謂「純酸素」も使うことはあるんだ。加速減圧っていうんだけどね?ただ100%の酸素って酸素中毒になる危険性が高いから水深6mまででしか使えないけどね。ということでこれからはダイバーには「酸素ボンベ」な無くて「空気タンク」「空気シリンダー」使ってるよね?って聞くといいかも。エンリッチドエアとかも使いますかー?って聞くとすごいね!って言ってくれるかもね。」

 

そこで何故純酸素は水深6mまでしか使えないかについて少し触れとこうかと思った訳です。

 

酸素中毒

人は高分圧の酸素を吸入すると酸素中毒になります。

*通常酸素分圧が一気圧を超える空気を長時間吸うと発生する。

 

症状
  • 筋肉の痙攣
  • 吐き気
  • 呼吸困難
  • 幻覚・幻聴
  • 不安感や錯乱など

軽度の症状であれば深度を上げれば症状がおさまります。

 

酸素分圧が2気圧まで上がると急性酸素中毒になる危険性が高くなります。

そのため潜水中は呼吸ガス中の酸素分圧は通常で1.4気圧以下(許容限界)、特別な場合でも1.6気圧以下(絶対限界)に保つ必要があるとされています。

 

なぜ6mなのか?

通常1気圧中の空気分圧の配分は、窒素が約0.78、酸素が約0.21、その他が約0.01程度になっています。

これが純酸素になるとそのまま一気圧分すべて酸素になります。

1気圧での酸素分圧=1.0です。

 

水深は海抜0mを=1気圧を基準に、10m深くなるごとに1気圧増えていきます。

すると下記の図のような分圧になります。

水深 気圧 空気中の酸素分圧 純酸素分圧
0m 1気圧 0.21 1.0
1m 1.1気圧 0.23 1.1
2m 1.2気圧 0.25 1.2
3m 1.3気圧 0.27 1.3
4m 1.4気圧 0.29 1.4(許容限界)
5m 1.5気圧 0.32 1.5
6m 1.6気圧 0.34 1.6(絶対限界)
⋮ ⋮ ⋮ ⋮
10m 2気圧 0.42 2.0

 

この通り水深6mで純酸素の酸素分圧は1.6となり絶対限界となります。

 

基本的には酸素分圧1.4ataを限界として潜るので、

通常の空気を使用した場合は1.4÷0.21=6.66...気圧=約56m

エンリッチドエア32%の場合1.4÷0.32=4.37...気圧=約33m

といった感じです。

控えめにする為、端数は切り捨てています。

 

終わりに

今回の知識はエンリッチドエア・ダイバーSPにて勉強をすることが出来ます。

最近はエンリッチドエアを使える場所も増えてきています。

 

これを最後まで読んでいるあなたは少しでもそういったことが気になっている方だと思います。

興味があれば講習を受けてみて下さい。

 

それでは!

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