ダイビング器材の中でも比較的高価な「ドライスーツ」。
今はレンタルで潜っているけど自分のものがあった方がいいかな?
ダイビングを始めたばかりだけどお店の人に勧められるんだけど・・・?
そういった悩みを持つ方も多いと思います。
今回はそんな「ドライスーツ」、買うべきか買わないべきかをダイバーの特徴に合わせて考えて行きます。
この記事の目次
ドライスーツを買わないでいい人
夏しか潜らない人
まず夏しか潜らない人は無用でしょう。
日本では水温20℃付近が切り替えのラインと言われることが多いです。
7~9月に掛けてはほとんど20℃ほどが確保出来るので、よほど長時間潜ったり40m以深に行ったりしない限り必要ありません。
20℃付近は人によっては寒いかも知れませんがフードやベスト、厚手のインナーで調節できる範囲かと。
最近は防水のヒートベスト(発熱するベスト、暖かい。)もあるので検討してみましょう。
ダイビングショップに「これから先、冬も潜るかも知れないよ?」みたいなこと言われるかも知れませんが、潜るようになってから考えましょう!
ダイビング頻度の少ない人
一年に数回しか潜らないよー。って方にはコストパフォーマンスが悪いです。
その数回のダイビングをわざわざ冬にするかも悩みどころですが・・・。
ドライスーツもオーバーホールが必要になったりするので、持っているだけで少しですが維持費が掛かります。
初級講習中~Cカード取得すぐ
これからCカードを取ろうとしている方にはまだ必要ないかと。
ダイビングスタイルも頻度も分からないですから購入して損する可能性があります。
「今後ドライスーツ使う可能性があるから今のうちにMYドライで慣れときましょ!」
MYドライは快適ではありますがドライスーツに慣れるためならレンタルでもいいです。
そもそもダイビングショップは初めてドライスーツ使う人に対してオリエンテーションをします。
ドライスーツの購入を検討する人
通年に掛けてたくさん潜る人
日本では所謂「ダイビングシーズン」と言われる季節が少ないです。
特に2.3月は水温10℃を切るようなこともあります。
さすがにウェットスーツではキツいですね。
稀に潜れる人も見ますが・・・。
私も14℃が限界でした。
「冬にもちょろっと潜るよ!」という方くらいならレンタルでもいいでしょう。
一回の水没なら概ねいい思い出になります。
MYドライなら水没しないわけでもないですしね。
潜る頻度が多い方はさすがにレンタル代が嵩むかと。
元を取れるかどうかを計算してみることをオススメします。
極端に身体が小さい・大きい人
ダイビングショップはいろいろなサイズのドライスーツを所持しています。
その中からゲストに最適な者を選んでレンタルさせてくれます。
ジャストフィットということは少ないですが、ある程度ならリストバンドやネックバンドというもので各部を絞ることで水没を防ぐことが出来ます。
しかし極端に身体が大きい・小さいと適したサイズが見つからずに苦労することも考えられます。
そういった方はオーダーメイドで自分の身体のサイズに合わせる必要があるかと思います。
別項目も確認し必要かどうか判断しましょう。
パフォーマンスを追求したい人
自分の体型にあったドライスーツは快適で動きやすいです。
特に足回り、ブーツのサイズが合っていない場合はフィンキックの際に力が逃げるのでロスが大きくなります。
ダイビングの疲労感をなくしたい、エアの消費を減らしたいなら器材選びも大事な要因になります。
基本的に水に濡れたくないマン
私がそうなんですが他にもいるんでしょうか?
さすがに夏は暑すぎるのでウェットスーツですが。
出来ることなら濡れたくない、そんな方にはドライスーツは必需品です。
まとめ
- 夏しか潜らない人
- ダイビング頻度の少ない人
- ダイビングを始めたばかりの人
- 通年かけてたくさん潜る人
- 体型が極端な人
- パフォーマンスを追求したい人
今回はこの様に考えました。
もちろんダイビングを始めたばかりで後悔せずに買う人もいます。
私もその部類ですが、そういう人は買うかどうかを迷うのではなく何を買うかを迷っているので例外にしました。
資金に余裕があり、購入リスクがない方は買っちゃってもいいと思います。
決してダイビングダイビング器材、本当に必要かよく考えて購入しましょう!
それでは!