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この記事の目次

潜降スキルの目的と効果

目的
コントロールされた潜降をする
効果
  • 安全にゆっくり潜降出来る
  • 中性浮力が取れる
  • 環境に配慮した行動が取れる

手順とポイント

手順
  1. 5ポイント潜降を参照
  2. 呼吸を整えゆっくり息を吐く。BCDの空気を抜く。
  3. 水深1m程度まで呼吸を我慢、潜降姿勢を維持。
  4. 目標水深まで潜降。
  5. 水底に足をつかないように停止する。

スキルのポイント

1・5ポイント潜降

5ポイント潜降をすることで水面での正しい習慣を行うことが出来ます。

 

↓詳しくはこちら↓

 

2・息を吐く、空気を抜く

緊張や水面移動の疲労で呼吸が浅くなっていると十分に息を吐ききれません。又、息を吐いてもすぐに吸いたくなってしまいます。

なので潜降前にはまず呼吸を整えましょう。

講習ではフロートやガイドロープに掴まり、深呼吸をします。

 

準備が出来たらBCD、ドライスーツの空気を抜いていきましょう。

器材の各排気口がどこにあるかを考え潜降姿勢を決定します。

 

 

3・呼吸を我慢、姿勢をキープ

無事に潜降を始めることが出来たら、水深1m程度までは息を吸うのを我慢します。

水中では浅くなるほど浮力の変化が大きく、浮きやすいためです。

 

水面では水平姿勢より直立姿勢気味の方が沈みやすいです。水の抵抗が小さくなります。

又、足を動かしてしまうとフィンで水を掻いてしまい水面に出てしまうので足は動かさないようにしましょう。

 

直立と横向きでの抵抗の違い
直立と横向きでの抵抗の違い

 

 

応用として・・・

片足を少しだけ曲げる

目線を水底へ

この2つを意識することで潜降中に安定した姿勢を作りやすくなります。

↓解説↓

足の角度がポイント
体は目線の向きに傾く

 

 

 

 

4・目標水深まで潜降する

 

アンカー元であったり目標物だったりに向け潜降をします。

おすすめの姿勢はヘッドファーストとフィートファーストの中間ぐらいの姿勢です。

勝手にハンドファーストと呼んでいます。

 

 

 

5・着底しないよう停止する(中性浮力)

 

水底には傷つきやすい珊瑚があったり、舞い上がったら視界が0になる泥場があったり、小さな生物がいたりします。

水中環境を故意に傷づけないよう着底せずに停止しましょう。

 

水底に近づくにつれ潜降スピードを緩めていきます。

慎重に中性浮力を取っていきましょう。

 

前項のハンドファーストで潜った際に水底から1~1.5m手前くらいで止まることを目安にしましょう。

もちろん停止姿勢は水平姿勢が好ましいです。

 

Q&A

Q1

Qさん
ガイドさんにガイドロープを持って潜降してといわれました。潜降に自信があれば無視しても良いですよね?

gucchi
ブリーフィングの際にそう言われたならロープは持って潜降しましょう。視界が悪かったり流れがあったりして危険な可能性があります。

実際に視界不良の中流される事故が過去に起きています。

Q2

浮上と違って潜降スピードって決まってないの?

どこかで22.5m/分以下と聞いたことがあるような気がしますが、浮上と違って厳密には言われていません。

耳やサイナスに痛み・不快を感じない速度で潜降しましょう。

Q3

空気抜いてんねんけど沈めんねんな

ウエイトが適正か?空気は全部抜けているか確認するんやで。ドライスーツで足を曲げていると足の空気抜けてなかったりすんねん。

終わりに

今回紹介した潜降方法の他に、フリー潜降というものがあります。

案内ロープや指標なしで潜る方法です。

 

このフリー潜降が確実にできる様になることも大切ですし、それが必要な場面もあります。

しかし初心者の方はまずコントロールされた潜降を安全に行うことを心がけましょう。

 

 

 

その他のスキルに関する質問も受け付けていますので気軽にご連絡ください。

お問い合わせフォーム・Twitter・インスタ、どこからでも可能です。

それでは!

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