最近私はブラックペッパーにはまっていまして、何かに付けてかけてしまいます。
ハイボールにオントップしてもキレがでて美味しく頂ける他、黒こしょうのスパイシーさが食欲を促し、食前・食中酒に最適なものになります。
こんな感じで一振り、潰して一粒↓
そんなブラックペッパー等の胡椒ですが、折角なので効果や効用を調べてみました。
すると結構ダイビングに於いても良い効果があるんじゃないか?と言う結論に至ったので紹介しようと思います。
この記事の目次
胡椒胡椒の効果・効用とダイビングへの作用
1血行促進
胡椒の辛み成分(ピペリン)は血管を広げて血流を良くする働きがあるそうです。
これにより潜降中は窒素吸収の促進に繋がってしまいますが浮上時には逆に窒素の排出促進に繋がります。
ダイバーは普段より運動を行い、血行をよくしておくことが推奨されています。
魚や野菜などと一緒に普段から摂取してもいいかもしれません。
血行が良くなり身体の末端にまで血が巡ることで、減圧症の要因になる冷えの防止やダイビング後の筋肉痛の緩和にも効果があります。
2ダイエット効果
元々ダイビングで消費するカロリーは1ダイブ(40分計算)で250キロカロリー(ご飯1杯ちょっと)と言われます。
良い運動になるのでダイエットに繋がるとも思われますが、ダイバーは大抵ダイビング後に美味しいものを食べるので痩せません。
普段の運動や食生活によって体重や脂肪量を管理する努力が必要です。
そこでブラックペッパーの力です。
先ほどのピペリンが交感神経を刺激する作用により脂肪分解酵素が活発になるそうです。
血行促進により体温があがりエネルギー代謝が良くなるので、脂肪が燃えやすくなります。
3リラックス効果
胡椒の香りに含まれるβカリオフィレンにはリラックス効果があります。
これにより神経をリラックスさせることで不安やパニックを和らげることが出来ます。
4その他の効果
胡椒は単体では塩分を含んでいないため高血圧に作用する悪影響がありません。
また減塩が必要な方も取ることができ料理の味に変化を付けられます。
ピペリンには抗酸化作用があるため肌の老化防止にも効果があると言われています。
胡椒のデメリット
胡椒の消化器への刺激は唐辛子と同等とも言われます。
胡椒の取り過ぎは消化器を傷つけることになり、下痢や腹痛などの副作用に繋がります。
また胃が弱い方は胃痛にも注意が必要です。
胡椒には少なからず利尿作用があるそうで、ダイビング中の尿意や排泄による脱水症状には要注意です。
脱水は減圧症に大いに関係するのでダイビング前の水分補給が大切です。
白胡椒には辛さの調整の為に小麦粉が含まれていることがあるのでアレルギーがある方は注意しましょう。
摂取前に成分値を良く確認してください。
終わりに
良くも悪くもある胡椒、バランスを考えて摂取することが大事です。
一日の摂取量の目安は小さじ1杯ほどらしいので過剰摂取をしないように気をつけましょうね。
胡椒はすり潰したり、砕いてすぐの方が香りが強く感じます。
ホールの状態で保存しておき使用するときにミルで潰すのがオススメです。
GABANのグルメミルのようなミルにブラックペッパーのホールが一緒に入っているものが初購入には便利かと。
私は最近「カンポット・ペッパー」と言われるカンボジア産のものを使っています。
「世界最高級の味と風味」と言われるだけあって潰したときの香り高さが強いです。
世界最高級とは言いますが値が張りすぎる訳ではありません。
ペッパーミルはセラミック製で蓋付きのものが管理がし易く便利です。
ペッパーミルやソルトミルはおしゃれなものも多いので食卓にあると映えますね。